遂に来ました。梅雨シーズン。
気象庁が、6月5日午前11時に「関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
梅雨と言えば、「湿気」や「カビ」を連想するという方も多いのではないでしょうか。
カビは栄養分が豊富にある環境で、「温度15℃以上、湿度75%以上」になると繁殖が活発化します。
ポイントは「除湿」と「換気」
エアコンの除湿機能や除湿器を上手に活用して、室内の除湿を行いましょう。
キッチン、バスルームなどの水周りや、湿気がこもりやすいクローゼットなどは特に湿気が溜まりやすい所です。
24時間常時強制的に換気できる環境を整えるための換気設備の導入は2003年に法的に義務化され、以降の住居は空気の入れ替えがされやすくなっていますが、24時間換気システム設備がない住居にお住まいの方も、外出時にも換気をするなど空気の流れを良くしましょう。
このように憂鬱なイメージの雨ですが、四季がある日本では昔から様々な種類の雨が降ります。
名付けられた雨の種類は、なんと400種類以上あるそうです。
ここで、いくつかご紹介します。
五月雨(さみだれ) 旧暦の5月に降る地雨のことで,梅雨のこと。「五月(さつき)に水が垂れる」という意味
長雨(ながさめ) 長い間、降ったりやんだりで続く雨。
時雨(しぐれ) 秋の終わりから冬の初めに降る冷たい俄雨のこと。日本海沿岸の地域でよく見られる。
村雨(むらさめ) 群雨/叢雨とも書く。群になって降る雨、玉が散っているような雨のこと。
小糠雨(こぬかあめ) 春先にしとしとと降る霧雨。ひそか雨とも呼ばれる。
喜雨(きう) 夏の土用の頃,日照りが続いているときに降る雨。
涙雨(なみだあめ) 悲しみの感情が化して降ったと思われるような雨のことで、ほんの少しだけ降る雨を指す。
ここでご紹介した雨の名前はほんの少しですが、昔から日本人がいかに雨を大切にしていたかがわかりますね。
名付けた人々のセンスに驚きます。
忙しい日々の生活の中でも、自然のサイクルを美しく感じる余裕を持ちたいですね。
mAi