二人用のダイニングテーブルが欲しいという企画部のK氏。ネットで色々調べているけど、なかなか気に入ったものが見つからないとのこと。日頃からDIYに興味があるしょうへいは、「造ればいいのでは?」と提案するのであった…。
ということで、始まりました。しょうへいのDO IT YOURSELF! 今回はダイニングテーブルを作ります。
脚はしっかりした強度がありながらも細身のシルエットを実現するためアイアン素材を採用。これはさすがに作れないので、脚のみ購入します。
二人掛けくらいの小さめがいいという希望なので、天板に700×700mmの正方形のゴムの木を購入。
少し木の毛羽立ちがあるので#400くらいの紙ヤスリで表面を整え、その後#240などでさらに滑らかにして、木の粉は乾いたウエスで拭き取ります。濡れたウエスで拭いてしまうと木が水分を含み、毛羽立ちを起こしてしまいます。
テカテカのテーブルにはしたく無いので、ニス仕上げなどでは無く、オイルフィニッシュという方法で表面加工をしていきます。オイルを染み込ませることで、汚れ防止や耐水性を持たせつつ、ツヤを抑えた仕上がりになることが特徴です。使用したのは、ワトコオイル(ウォルナット)。
表面に毛羽立ちが無いことを確認してハケでワトコオイルを塗っていきます。塗りムラが無いように気をつけます。
20分ほどオイルが浸透するのを待ってから、ウエスで拭き取ります。キッチンペーパーなどでも構いません。
二回目の塗りからは、塗ったあと、同じように浸透するのを待ちますが、ここからはすぐに拭き取らずに、そのまま耐水サンドペーパーでウェット研磨します。こうすることで、表面の肌触りがさらによくなります。番目は#240くらいがいいと思います。削れた粉が消しゴムのカスみたいに出てきますので、しっかりと拭き取ります。濃いめに仕上げたかったので、二回目と同じ要領で三回目まで塗りました。これを両面繰り返せば、塗装は完了です。
さて、いよいよ購入していた脚と合体! 完成間近の 一番ワクワクするところです。太めのネジ(6mm)を用意しているので、直接打ち込むと部分的に変形する可能性があります。そのため、4mmほどの穴をあらかじめ空けてからネジ打ちする必要があります。
取り付け位置がバラバラにならないように、慎重に調整して打ち付ければ完成!思った通りの色合いになり、チェアーとの相性もバッチリ! 本物の木を使った家具は部屋の雰囲気をグッと引き締めてくれます。K氏も大満足のようで安心しました。
記事に書くと、工程が多いように見えてしまいますが、難しいことは何もしていません。
他の家具を作る時に、同じ木を購入し、同じオイルを使えば、自分の好きな色に統一することが出来ます。
ぜひみなさんもDIYに挑戦してみて下さい!
以上、しょうへいのDO IT YOURSELFでした!
次回はあるのか…?笑
しょうへい