夢を現実にするために。

世田谷・目黒・渋谷で不動産投資を始めたいという方に、夢を現実にする第一歩として、役立つ情報をまとめたコラムをご用意しました。不動産投資の知識をしっかりと身に付けることで、失敗しないための工夫はいくらでも出来ます。日々変化する投資市場に対応するために、最適な資産運用の方法を常に追い続けましょう。


第14回-経営を成功させる社長の3大条件-

ラジオ番組14回目のテーマは「成功する社長の条件」。2001年に創業し、2018年に東証マザーズへ会社を上場させたフェイスネットワーク代表取締役社長の蜂谷二郎の話をまとめる。企業の成長のためには、経営者にどんな資質が必要なのか。蜂谷は「顧客本意、決断力、常に挑戦し続ける姿勢」の3つを掲げる。


今回は「成功する社長の条件」という広いテーマ。ラジオパーソナリティの内田まさみ氏が蜂谷にさまざまな質問をぶつけるが、本題に入る前に、会社を上場させたときは、経営者はどんな気持ちになるのだろうか。

当の蜂谷が質問を向けられると「今から振り返れば、ひとつの目標として経営の分岐点になったんじゃないかと思います」と前置きした上で「上場した日って、タイムスケジュールが分単位で決まっていました。毎日サプライズの連続でしたけど、夜その日社員のみんなでパーティしたときに、うるっときた日でした」と打ち明けた。

そんな蜂谷は、90年代に信用金庫で融資担当を経験した後、2001年にフェイスネットワークを創業。その17年後となる2018年に東証マザーズ上場へと導いた立役者。

ビジネスを成功に導く考え方とは?蜂谷が発したのは「会社全体が顧客主導型であること」だ。

顧客本意の姿勢を社内すみずみまで浸透させる力

少し難しい言葉だが、つまりは、どんな事業でも顧客のために考えているサービスを、どれだけ広くやっていけるかどうか、企業としてそれを貫いていけるかどうかが大事ということだ。それが出来ている会社は「成功しているケースが多いと感じますね」と言う。

ただしそれは経営者の独りよがりではいけない。経営者が思っている「顧客本意」の価値観が、自分だけでなく、会社の指針として社員全体に浸透しているかどうかが肝になってくるという。

「信用金庫時代に色々な企業を見てきましたが、指針として顧客本意を謳ってはいるけれど、企業風土として浸透していない企業は、業績が伸び悩んでいるケースもあるのかなと感じました」

内田氏は「成長のためには、企業の社員すみずみまで浸透する必要があるというと、経営者がやらなきゃいけないことは本当にたくさんあるんですね」と相槌を打った。

決断が「中途半端」な会社は結果も中途半端?

次に蜂谷が、成功する経営者の条件に掲げたのが「決断力とスピード」だ。蜂谷によれば「成功・成長している会社のトップは、イエス・ノーの決断が早い」という。

「経営トップが決断を下せない企業は、なかなか指針が定まりづらく、成長が伸び悩むのかなと思いますね。スタッフに対して企業として『右にいくぞ』といったら右に行き、『ごめん左だった』と思ったら、真っ先に『左だった』とすぐに決めることが重要なのかなと思っていますね」

とにかく即決を繰り返すことで、企業としてスピーディに前進し続けることが大事だということをうかがわせる。しかし決断力は大事だが、決断には怖さもつきまとう。そこについては「勇気を振り絞って、意識を示すことが大事」とコメントした。

そこで内田氏は疑問を投げかける。「決めたことが成功することばかりじゃないと思うんですよね。もちろん失敗も積み重ねていって、それを乗り越えていくのだと思うのですが、失敗したときのメンタルってどのように立て直していたりするのですか」。

蜂谷は「考え方次第だが」と前置きした上で、「自分の場合は、失敗を経験としか考えていない」と伝えた。うまくいかなかった出来事があったときに、次にうまくいく方法を考える。決断の正しさよりも、結果に対しての迅速な判断と行動が重要で、落ち込んでいる暇はないという。

「目の前にお客さんがいるのだから、うまくいくことを考えて進むしかないじゃないですか」。腹から出た、蜂谷の経験がにじみでるような一言だ。

安定は後退のはじまり?

それでは、逆に下した決断が「成功」したときはどうだろう。慢心しないために心がけていることはあるのだろうか。

蜂谷の結論は「(慢心しないために)常に挑戦し続ける環境を探せているかどうかが大事」というものだ。安定なんて一切存在しないという。

「『安定』って『安く定まる』と書いて安定と読みます。だから安定は一切なく、どんなときでも次に挑戦できることを探し続けています。毎年『今年は忙しかったから、来年はちょっとゆっくりしたい』と考えていますが、来年になると今年以上に忙しくなり始めている…という具合に、常に宝探しをしている感じなのです」

内田氏は「安定を『安く定まる』と説明する方を初めてみました」と感心。

つまりは、自分自身のスキルを高めるためには、何か自分自身が挑戦できるフィールド、自分を必要としていただけるフィールドを探せているかが重要。やりがいや気合いなどが自分の中で湧き上がる瞬間をいかに捉えられるか。自分と向き合うことが次の場所が見つかる契機につながるという。

成功している経営者の言葉は、いつ聞いても励みになる。ビジネスを通して資産形成を志す若手なら、そう感じる人も多いだろう。蜂谷が考える経営者が成功する条件は、まずは「顧客本意」であることが大前提。簡単なようだが、顧客本意であるためには常に顧客のことを考え続けないといけない。また、その価値観や思いを社員すみずみまで浸透させなければならない。2つ目の「決断力」では「決断の正しさよりも、結果に対しての迅速な判断と行動が重要」という発言は、詳細を聞けば納得。決断の遅れによる期間損失のほうが企業の成長にとってマイナスになる、ということの裏返しであった。3つ目の「常に挑戦し続ける姿勢」は、企業の成長、また経営者として成功に慢心しないためにも大事な習慣になってくるのだろう。あえて「安定を求めず前進すること」が、成功する経営者に求められる肝となる資質なのかもしれない。

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