夢を現実にするために。

世田谷・目黒・渋谷で不動産投資を始めたいという方に、夢を現実にする第一歩として、役立つ情報をまとめたコラムをご用意しました。不動産投資の知識をしっかりと身に付けることで、失敗しないための工夫はいくらでも出来ます。日々変化する投資市場に対応するために、最適な資産運用の方法を常に追い続けましょう。


第19回-投資商品を選ぶときは自分の中の「不安」を解消する-

ラジオ番組19回目テーマは「教えて蜂谷先生 どこに投資すればいいの?」。前回は投資の必要性と心構えを説いたが、数ある投資商品の中から自分で投資先を選ぶことは簡単でない。その羅針盤とは?フェイスネットワーク代表取締役社長の蜂谷二郎が、不動産投資を中心に持論を展開した。


投資といっても種類はさまざま。登壇者である蜂谷の経営するフェイスネットワークでは不動産投資を専門に取り扱っている。約20年経営していて、ズバリ、不動産投資の魅力とは何だろうか。冒頭はそんな会話から始まった。

「一言で伝えるのは難しいですね。真っ先に思い浮かべるのは、やはり不動産投資で不労所得を得られたとき、『自分が望む生き方が見つかった』という人が多かったことです。

理想の生き方とは、例えば時間的制約、または日本でないフィールドに住んでみたいなどさまざまです。不動産投資を通して「こんな生き方がしたかった」と夢を叶えた人たちの顔をみると、それが一番の魅力と感じます」

ラジオパーソナリティの内田まさみ氏は「夢が形になっていくからこそ、またさらにその夢が広がり、多くのものが叶えられるという考えにつながっていくのかもしれません」と返答した。

ただしその不動産投資にも注意点がある。

不動産投資では業者の話を鵜呑みにしてはいけない

蜂谷によれば、不動産商品を取り扱う業者が最近増えてきた。その中で業者の話を鵜呑みにして失敗した人を数多く見てきたという。

国民生活センターには、不動産投資にかかわる相談が2018年度だけで1350件も寄せられている。全体の相談件数は少しずつ減少傾向にあるものの、依然4桁を超える高水準だ。その中でも、20歳代の若年層の相談割合が増えているという。

不動産投資は数千万円、ときには億単位の大きい買い物。だからこそ後から「詐欺」や「誤り」などで取り返しのつかない事態に発展することは何としても避けたい。そのために必要な心構えが「業者の話を鵜呑みにせず、ポイントポイントのチェックを自分で行うこと」と蜂谷は説く。そのためフェイスネットワークでは、不動産投資の注意点を事細かに伝え、注意喚起も図っているという。

投資商品として「不動産」を選ぶメリットはどんなものなのか。一つは「インフレに強い」ということだろう。内田氏は「資産の一部はインフレに強いものを持っておくということはすごい大事なことなのかもしれません」と語る。

蜂谷によれば、1950〜2015年までの65年間で、消費者物価指数は約8倍になっている。不動産によると、それ以上の伸びを見せているという。

「ところが不動産を見てみると、同期間で8倍をはるかに上回る値上がりを記録しています。8倍どころか1000倍近くになっています。不動産はインフレ率に連動しているのです」

決断の秘訣は「自分の中の不安をなくすこと」

だが投資商品は不動産だけではない。内田氏の場合、「銀行にいくと外貨建て保険商品を勧められることが結構あるんですよね」という。「これ、外貨建てという商品も持っておいたほうが良いのですか」と質問した。

外貨建て保険商品も為替リスクがあり、それがメリットにもデメリットにもなり得る。蜂谷は「配当が高いから飛びついてしまうのではなくて、後々想定外のリスクがあることを踏まえて投資をするべき」とアドバイスした。

金融商品によってリスクは全然違う。その中で先方の説明を聞く中で「商品を自分で見定めて、取り扱うべきか決めていくことが必要」だという。

内田氏は「自分の資産や現預金の額によって、その人の中の許容リスクも変わってきます」と受けとめた。「許容範囲は性格によっても変わり、その辺を踏まえつつ、投資商品を変えていく、または組みあわせをかえてリスクを分散させていくことも有効だと思います」

分散投資も踏まえて、投資商品を選ぶ際は、蜂谷「不安をなくしていく作業が有効」としている。

「大事なことはお金を投下するにあたり、1人1人が安心しながら運用していくこと。『自分が安心できる方法なのか』という基準をもって資産を運用する。リスクの割合は人それぞれ。貯蓄がたくさんあるにもかかわらず、ほとんど運用しない人もいれば、貯蓄が少ししかないのに、ほとんどのお金を投下してしまう人もいます。実にさまざまな方がいますが、大事なのはリスクを本当に考えて、できる限り資産価値が落ちない資産を扱えるかどうか」

内田氏は「それが最高のお金の働き方ということになりますね」と相槌を打った。

投資商品を選ぶ上で大事なことは「リスクを正確に把握すること」。そしてなるべく価値の落ちない資産を選び、分散投資を図ること。それが失敗しない資産運用の第一歩なのだと学んだ。ミドルリスク・ミドルリターンと言われ、そしてインフレ時は資産価値が上がる不動産も、業者の話を鵜呑みにして意思決定を図るのは禁物。自分の頭でリスク許容度を決めて、冷静に物事を捉えられる判断力が重要となってくるのだろう。