COLUMN

2019.07.30 不動産投資

不動産投資における目的別の方法とは

不動産投資を始める際には、目的を明確にすることが重要です。目的が定まっていないと失敗してしまうこともありますので、じっくりと考えて決めましょう。ここでは不動産投資の目的についてご紹介します。これを基に不動産投資の目的を明確化させましょう。

不動産投資を始める際には、目的を明確にしておくことが重要です。目的が定まっていないと失敗してしまうこともありますので、じっくりと考えて目的を決めましょう。その際には「目的にはどんなものがあるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。そこで、ここでは不動産投資の目的についてご紹介します。これを参考にして不動産投資の目的を明確化させてみてはいかがでしょうか。

不動産投資の目的にはどんなものがある?
不動産投資の目的は人それぞれです。ですが、その中から4つの代表的な目的をご紹介します。

目的1:家賃収入を得たい<

家賃収入を得ることを目的として、賃貸物件となる不動産を購入する方もいます。不動産投資について調べていると、インカムゲインという言葉を見聞きすることがあるかもしれません。インカムゲインとは、資産を保有していることによって受け取ることのできる収入のこと。つまり、不動産投資におけるインカムゲインというのは家賃収入のことです。

老後の年金の足しにしたりセミリタイアをしたりするために、インカムゲイン(家賃収入)を得たいと考えている方も多くいます。安定した家賃収入を得たいと考えている場合には、需要がある物件や空室リスクの少ない物件を選ぶことが重要になります。地方には高利回りの物件も数多くありますが、空室が多くなってしまって収入を得られず、結果的に損をしてしまうということもあります。ですので、利回りだけで判断するのは危険です。それよりも空室リスクの少ない物件選びがポイントになります。一概に都心がよいというわけではありませんが、人口が増えている都心部で投資物件を見つけるほうが安定した収入を得やすいでしょう。都心の中でも城南3区が狙い目です。

■安定した収入が目的の方におすすめの物件

→購入した後に堅実に収入を得られる条件であることがポイント
・都市部へのアクセスが良好な物件
・入居率が安定している物件
・家賃相場が安定しているエリアの物件

関連:「不動産投資の利回りとは?表面利回りと実質利回りとは」
「空室対策はどう成功させる?予防するにはどうしたらいい?」

目的2:売却益で儲けたい

不動産を安く買って高く売り、その差額で儲けたいと考えている方もいます。キャピタルゲインという言葉を見聞きしたことがあるかもしれません。不動産投資について調べていると、インカムゲインとともに高い頻度で目にする投資の専門用語です。キャピタルゲインとは、保有している資産を売却することによって、受け取ることのできる収入のこと。つまり、不動産投資におけるキャピタルゲインというのは、売却益のことです。

不動産を売却する方法としては、買った物件をそのまま売るという方法と、不動産を買ってからリノベーションなどをして付加価値を付けて、かかった費用よりも高く売るという方法があります。安く買って高く売れば利益になるという至極簡単な理論ではありますが、売れなかった場合にはそれが損失に直結します。最終的に低価格で売ることになってしまっては元も子もありません。しかも忘れてはいけないのが税金です。売買に当たっては不動産取得税などがかかりますので、その分だけ費用がかかるということも念頭に置いておきましょう。こうしたことからも分かるように、キャピタルゲインのみを狙うのはリスクが高く、経験の少ない方にはあまりおすすめできません。

■売却益で儲けたい方におすすめの物件

→安く購入することがポイント
・築年数の古い物件
・訳アリ物件
・空室率の高い物件

目的3:所得税対策をしたい

所得税は、年収の高い方から順に多くの税金を徴収するような仕組みです。そこで、年収の高い方が所得税を節税するために、不動産投資を活用するということもあります。現金や預貯金で持っていると、課税所得額がその金額通りになってしまいます。しかし不動産であれば、劣化していくので課税所得額が少なくなりますし、購入にかかる費用を支出として計上することができるのです。

ここで注意したいのがキャピタルゲイン、つまり、売却益を意識すべきということです。取得した不動産を自分で使うのであれば問題ないのですが、将来的には売る必要が出てくるかもしれません。したがって、売却のことまで考えておくとよいでしょう。地方の一棟マンションの場合には高利回りのこともありますが、売却の際には買い手がつかないということもあります。売却までに長期間が必要になるかもしれないということ、安くしないと売れないかもしれないという可能性を加味すると、都心で賃貸需要のある物件がおすすめです。

■所得税対策をしたい方におすすめの物件

→節税後にも役立つ物件であることがポイント
・分譲マンション
・資産価値の下がりにくい物件
・入居率が安定している物件

目的4:相続税対策をしたい

相続税を少なくするために、不動産投資を活用するという方もいます。こちらの場合も課税評価額となる部分を圧縮して、税金を少なくするという方法です。相続税への対策方法は、不動産投資以外にもあります。詳しく知りたい方はこちらの「相続税対策には不動産投資がいいってホント?」をご覧ください。

■相続税対策をしたい方におすすめの物件

・取得価額と相続税評価額の乖離が大きい物件
→節税後にも役立つ物件であることがポイント・都市部へのアクセスが良好な物件
・資産価値の下がりにくい物件
・入居率が安定している物件

以上、不動産投資の4つの目的をご紹介しました。最後におさらいをしておきましょう。

1:家賃収入を得たい
2:売却益で儲けたい
3:所得税対策をしたい
4:相続税対策をしたい

こうした目的があるのですね。目的が1つでないこともあります。例えば、相続税対策の方法の1つとして子や孫に賃貸用の不動産を購入してあげた場合、1の「家賃収入を得たい」と4の「相続税対策をしたい」の2つが目的になるかと思います。目的を1つに絞る必要はありませんが、目的がないとそれに適した物件選びができずに失敗するということもあります。

不動産投資を始める際にはまずは目的を明確にしましょう。目的をはっきりとさせたら、今度はそれを実現させる方法を学ぶ必要があります。勉強する際には、自分で本などを参考にするのもよいですし、セミナーに受講するのもよいでしょう。

セミナーにご興味のある方はこちらの「フェイスネットワークのセミナー情報」をチェックしてみてください。こうして1つひとつ、じっくりと考えていき、不動産投資を成功させていきましょう。

※おすすめした物件はあくまで参考です。物件ごとの条件や、個人の状況に合わせてご検討ください。

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