グランデュオ恵比寿2・デザイナーズマンション
コンクリートを知る・スペシャルコンテンツ
建材として多く使用され、当たり前に存在するコンクリート。加工しやすく、素材の入手も簡 単で、近代の建築では素材そのもののデザイン性も高く評価されています。ここではコンク リートという素材が、何で出来ていて、どういった性質があるのか、不動産投資でのメリット について少し掘り下げて触れていきたいと思います。
コンクリートの性質
石灰石、石膏、粘土などで構成されるセメントと砂と砂利に水を加えて、練り混ぜることで「水和反応」という科学反応を起こし、硬化していきます。 最終の強度を100%とした場合、約28日で80%ほどの硬度を持つとされています。 また、廃棄する場合も道路など土木工事の基礎砕石として利用され、よほど不純物が混ざったりしない限り必ず再生利用されるので、その再生率は相当高いと言えます。
水・砂・砂利・セメント
硬化時間
コンクリート建築のメリット
まず第一にコンクリート自体が持つ圧倒的な存在感。この先天的なビジュアルによって成り立つデザイン性が挙げられます。そして、工法によって「柱を必要としない」という選択肢が増えます。これにより部屋の面積を極限まで活用できます。また、優れた防音性や耐火性も大きなメリットとして認知されています。
RC造
コンクリートは非常に硬い物質ですが、引っ張られる力に弱くコンクリートのみで建造すると、ひび割れが生じるケースがあり、強度面での懸念がありました。そこで鉄筋を中に埋め込む事で弱点を克服し、優秀な建材として認知されたものがRC造です。
壁式構造
ラーメン構造
壁式構造
壁のみで荷重を支えるRC造で、内部空間に柱や梁を設けないことから、住居空間を広く設定する事ができます。狭小地では特に重宝されます。
ラーメン構造
耐用年数、耐火・耐震性の他、開口の大きさや間仕切りの位置を自由に設定できデザインの自由度にも優れ、広く一般的にもちいられている工法です。
コンクリートの化粧仕上げ

化粧仕上げ

  • コンクリートの気泡
  • コンクリートの表面剥離
  • コンクリートのコールドジョイント
  • 気泡
  • 表面剥離
  • コールドジョイント
仕上げ処理による耐久性・耐水性の向上

コンクリートは素材自体の見た目に魅力があるので、デザイン面では、できるかぎり表情を残すことが望まれます。しかし丁寧に扱わなければ「気泡」が入ってしまったり 硬化がうまく行かず「表面剥離」を起こしたり、打ち重ねる適正な時間の間隔を過ぎて打設した場合に層が発生する「コールドジョイント」など様々な問題が浮上します。

不動産投資の視点でみるRC造

定期的にメンテナンスを入れる事で大事になる前に補修することでマンションの寿命は100年を超えることも少なくありません。加えてRC造による優れたデザイン性で他の物件との差別化を図ることも可能です。不動産投資の方法としてRCマンションはエリアさえ間違わなければ非常に適していると言えます。フェイスネットワークは、100棟以上の新築一棟不動産投資のプロデュースを行ってきた経験と知識から、都心に近く土地価格の変動が少ないエリアが豊富なことから、継続的に安定した賃貸需要が見込める「世田谷区」、「目黒区」、「渋谷区」の城南3区という一つの答えを導き出しています。

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コンクリートの歴史・The history of Concrete

日常的に目にするコンクリートですが、その歴史は古く起源は今からおよそ9000年も前に存在していたと言われています。世界各国の先人たちの技術が積み重なって生まれたコンクリートは数千年の時を経て、現代の私たちの生活へと続いています。

最古のコンクリート
今のイスラエルのガリラヤ地方のイスタフで発掘された住居の床や壁などから、現在のコンクリートに似たものが発見された
中国でも発見
約5,000年前の住居あとの床から炭酸カルシウムが主な成分の「料きょう石」という、粘土分などが含まれる石から作ったセメントに似たものが見つかる
古代ローマのコンクリート
古代ローマのコンクリート
ナポリ西部の火山灰と石灰を混ぜた「古代のコンクリート」が神殿や競技場,水道橋といった大規模な建造物に用いられていた
日本最初のセメント工場
日本最初のセメント工場
ナポリ西部の火山灰と石灰を混ぜた「古代のコンクリート」が神殿や競技場,水道橋といった大規模な建造物に使われていた
ポルトランドセメンド

▲ポルトランドセメントの特許状

ポルトランドセメンド
イギリスのセメント製造業者、ジョセフ・アスプディンが、1824年10月21日にポルトランドセメントの特許を取得
鉄筋との出会い
フランスの造園師モニエ(Monier)により、コンクリートと鉄を組み合わせた鉄筋コンクリートを発明。そこから、鉄筋コンクリートは各地で飛躍的な進歩を遂げる。
高度成長期を経て現代へ
高度成長期を経て現代へ
耐火・耐震性、優れた強度を誇る建材として認知され、現代では様々な建築に有効活用されている
コンクリートが創る未来
コンクリートが創る未来
光を通すコンクリートや、月の資源から生産されるルナコンクリートなど、さらなる技術開発が行われている
これからも続いていくコンクリートの歴史

自由度の高い加工性、どこにでもある資源で形成できる運用性などから、コンクリートの技術開発の余地はまだまだあります。強度面の向上はもちろん、光を通す、水を瞬時に吸収する、宇宙空間で加工できるなど、様々なアイデアが形になりつつあります。開発が進み、一般的に流通するようになれば、RCマンションの建材として使用され始め、建築デザインの幅も大きく広がるでしょう。コンクリートが刻んだ歴史はGranDuoの未来へと続いていきます。

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