デザインで並び立たせる“素敵”と“利回り”。
建築一部
2015年新卒入社神林 麻美
SCROLL
仕事内容オフィスにこもって設計三昧。
着工までの半年間
新築物件の設計を担当しています。フェイスネットワークが社内で行うのは意匠設計です。人の目に触れる部分のデザインです。構造設計は外部の専門家に依頼します。
建築士の国家資格を取得するには、会社に入って実務経験を積まなければなりません。有資格の先輩の下について、CADや2D/3Dのグラフィックソフトを用いて図面を引き、スチレンボードを材料として模型も作成します。
プロジェクトが立ち上がって着工までの半年間は、設計に関わることに集中しています。昼休みの他はオフィスで、デザインに打ち込む日々です。
こだわり“洗練のデザイン”と、
“最大の賃貸面積”と
フェイスネットワークのマンションは、敷地面積150平方メートル程度で、間取りは10〜12戸ほどが標準。「もとは収容台数5台のコインパーキングだった場所に4階建てを建てる」といったイメージで、大学で学んだ街づくり計画や大規模複合施設などに比べれば、少々コンパクトです。しかし、その小さなスケールの中に、“おしゃれ”や“かっこよさ”が凝縮されています。
ひと目で「素敵」「美しい」と感じていただけるデザイン。それは私たち設計担当だけでなく、プロジェクトに関わる全員のこだわりです。
とはいえ、フェイスネットワークがつくるのは投資用物件ですから、賃貸物件として利回りが見込めるように、工夫する必要があります。用地が決まり、どれくらいの賃貸面積がとれるか検討を重ねます。都内の住宅地にはL字型や台形といった計画しづらい変形地も多いですが、条件や制約がある中で、どこまで“こだわりのデザイン”に迫れるか。
そこが苦労するところであり、腕とセンスの見せどころでもあります。
SCROLL
やりがい何もないところから、
満室になるまで物件に寄り添う。
設計を仕上げたら、そこで手離れでは、もちろんありません。工事が始まれば現場をリードするのは施工管理担当ですが、設計担当も竣工するまで監理業務を行ないます。現場での打ち合わせもたびたび行ないます。
物件開発はプロジェクトメンバー全員の共同作業です。しかし、まだ影も形もない時点から物件に関わり、その物件にかかりきりになっている期間もいちばん長いのが、私たち設計担当。手がけたものに対する思い入れは熱くなります。
工事が始まって現場に行くと、「ここはこうするべきだった、あそこは考えが足りなかった」と反省することばかりです。一方、無事に竣工して、入居者様で満室になったのを目の当たりにすれば、じわじわと喜びが湧いてきます。この仕事には、感動のチャンスが2度あります。完成したときと、満室達成したときです。
フェイスネットワークならではのおもしろさコミュニケーション良好。
お昼休みは、貴重な“発想の泉”
実は、採用面接を受けた当初は、営業志望でエントリーしました。建築学科出身ではないこともあり、設計希望より営業希望のほうが採用してもらいやすいと思っていました。また「営業担当はプロジェクト全体の進行役」との説明を受けて、興味関心も持っていました。
しかし、二次面接で面接担当者と話し合ううちに、「本当は設計志望なのでは?」と気付いていただき、設計で採用していただきました。
きちんとコミュニケーションして、しっかり人を見る。そういう風土の会社です。
コミュニケーションといえば、昼食は本社の食堂でとるようにしています。だから、他部署の同僚たちともコミュニケーションは良好。他愛ない会話の中からインスピレーションももらえるお昼休みは、貴重な時間です。
ある日のスケジュール
時間9:00朝礼。設計部門の一部はサテライトオフィス勤務なので、TV会議システムを通じて朝礼に参加。
時間9:30図面作成。設計期間はデスクワーク中心。
時間11:00設計部内でのミーティング
時間12:00本社の地下食堂でランチ
時間13:00着工した現場での会議や検査
時間15:00図面作成。
時間18:00退社。図面作成終盤の追い込み時期は遅くなることも…
PROFILE
2015年、東京都市大学都市生活学部都市生活学科卒。大学新卒で、フェイスネットワーク入社。「大学での専攻は都市文化・社会科学ですが、勉強するうちに、街に彩りを添えるような建物をつくる仕事に携わりたいと思うようになりました。フェイスネットワークがつくるマンションは、まさにそれです」