「住戸と店舗」
祖師谷には、ほど近くに東宝の撮影所が存在し、その周囲には商店街や住戸が立ち並び、広く街が形成されてきたという歴史がある。
グランデュオ祖師谷3は、その街並みを建物として落とし込めるよう設計した。北側には道路を挟み住宅が立ち並び、南側には駅へ続く道が通る。
北側の開口部の少ない壁は、既に存在する住宅へ安心感を与え、周囲の住戸との調和を図る。
建物の道路に対し雁行した壁は、傾斜することで駅からの人の流れを迎え入れ、店舗としての役割を補いながら、この街で新しい歴史を紡いでいく。
グランデュオ祖師谷３｜コンセプト
2019.12.03
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